初期から中期への北原白秋詩風の転換——『邪宗門』と『真珠抄』を中心に

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北原白秋は、詩壇の第一人者として、明治大正昭和の三つの時代に活躍していて、近代の日本を代表する詩人である。白秋の最も主要な功績は、日本の近代詩歌の完成と現代詩歌の誕生を促進したことである。一般的には、白秋の詩風を、初期の象徴詩風、中期の内省的詩風、後期の幽玄の詩風と三つの時期に分けられる。  本論文は、北原白秋の初期の象徴詩風から中期の内省的詩風への転換を重点にして、作品分析の研究方法を主に採用して、時代背景と作家経歴に即しながら研究した。  まず、北原白秋とその生涯を紹介し、そして白秋の詩の創作活動の個々時期を説明した。  次に、白秋の初期の代表作品『邪宗門』と中期の代表作品『真珠抄』を例として、その創作背景や詩風、及び作品に反映された初期の詩風と中期の詩風を分析した。  最後に、北原白秋の初期から中期への詩風の転換を分析した。これが本論文の重点である。まず、詩の内容、言葉の使用、創作の文体という面に分けて、白秋の初期と中期の詩風の違いを論じた。それから、生活経験、創作理念という主観的原因と、社会環境、文学思潮などの客観的原因が白秋の初期と中期の詩風に与えた影響を分析した。最後は、北原白秋の詩は当時の日本詩壇に与えた影響を説明した。  なお、北原白秋の初期から中期への詩風の転換の表現と原因に関する分析は、自分なりの理解の上で、作者に各時期の生活背景、社会背景と結び付けて、考察したものである。
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