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略語というのは、長い語形の語の一部分が省略されて簡略にした語のことである。現在のところ、略語は世界各国語の共有現象となっており、普遍化されている。特に中日両国語における略語の数量が非常に大きな割合が占められている。ここ数年、社会や経済、文化、科学などの急速な発展に伴って、効率的な情報社会の要求に応じて、略語が絶えずに生成されている。その使用頻度も極めて高くなり、しだいに現代社会にしっかりと定着して、不可欠の一部分となった。また、略語は語を生成する一種の重要な方式でもあり、語彙発展の研究における一つの重要な動向となった。
本研究は主に対照言語学や語彙論の理論を利用して、中日両国語の略語について考察を行う。まず、中国語と日本語における略語についての定義と範疇を解明し、構成様式や語源、語彙の使用分野などの角度から、略語を分類する。次に、中国語と日本語における略語の構成様式を具体的な実例をあげて詳しく分析し、引き続いて両方の共通点と相違点について比べて考察する。その次、略語の使用現状や基準などについて検討する。
本稿は、語の構造様式から現代中日両国語における略語の対照分析を行い、両方の共通点と相違点を究明することによって、客観的基準と合致する略語を正しく使用し、構成することが旨とする。